「(風 is I?ロスが)止まらねぇぇ!!」
2014年5月、初夏の日のこと。
私はある決意をして東京ドームシティホールに来ていた。
アイドルのファンでいることをやめる決意だ。
最後の公演としてやって来たのは、韓国のあるアイドルグループのファンミーティングだった。
当時いちばんすきなグループで、どうしてもこの子たちを応援することができなくなって、それならアイドルオタクをやめようと思った。
泣きながら両部を終え、妙に疲れた気持ちで、あるいは吹っ切れた気持ちでTDCを後にした。
それから3年と数ヶ月後、2017年8月の暑い夏の日。
私の身体は再びTDCの前に来ていた。
水道橋駅を降り、ブランクを感じさせないほど慣れた足取りで会場に向かった。
皮肉なことに、アイドルのファンをやめる、アイドルオタクをやめると固い決心をした場所に、アイドルのファンとして再び帰って来たのだ。
私は楽しくもつらかったアイドルオタクの思い出のせいで、絶対にアイドルオタクにはもうなりたくない、なれないと思った。
それなのに、別ジャンルのアイドルにハマってしまった。
こんなはずじゃなかった、私の人生が狂ってしまったと本気で何度も思った。
結論から言うと、久しぶりに肉眼で見たアイドルは、生で体感した公演はものすごくかっこよかった。
魂が震えるのを感じたし、公演中に泣いた。
ついていきたいと思った。
ファンとして、彼らの行く先を見届けたいと思った。
しびれてしまった。
キラキラとした彼に。ギラギラとした彼らに。
そんなわけで、風 is I?のロスが止まらないという話。
Kドルを追っていた頃の私は、公演後はたいてい「よかった!かっこよかった!最高!明日からがんばろう!ごはんおいしい!生きるって楽しい!」という気持ちだった。
ところが風I後の私は、「とりあえずお腹空かない」「咳が止まらない」「しんどい」「むり」が口癖だ。
なんだろうこれは。
アイドルを見て自分がこんなに疲れているのが初めてで、かなり動揺をしている。
いったい何がしんどいのか、何がむりなのかがわかるようでわからない。
セットリストのプレイリストを毎日擦り切れるくらい聴いて泣いて。
かといって他の曲が聴けるわけではなくて。
気を抜けば「風磨くんに会いたい」「風磨くんかっこいい」と口からこぼれて。
周囲には「やつれた」と言われて。
そこそこアイドルオタクやっていたのに、こんなことが初めてでどうしていいのかわからない。
現場ロスに効く薬はなんですか?(ask)
前記事で北斗くんにPay-easyしたことを書いたけれど、降りるどころか私はどんどん風磨くんのことをすきになっている。
あんまり盲目的なことを言うタイプじゃないのに、平気で友達に「風磨くんは宇宙一かっこいい」とか口から出るのだ。
風磨くんのことをすきなのかどうなのかも怪しい。
むしろ私をこんなにおかしくしたことを憎んでいるのかもしれない。愛憎は表裏一体って言うし。
毎日会いたいって思うし、ステージの上で輝く姿を想像するだけで涙出るし、謎にセンチメンタルになる。本当におかしい。
8月11日の少年倶楽部を見てさらに虚無になった。
風磨くんとSixTONESがMy Lovin' Seasonを歌っている姿を見て、かっこいいなかわいいな天才だなどうしてこんなにキラキラしているんだろう公演思い出しちゃうなしんどいなむり風磨くん儚いな北斗くんの顔がきれいだな樹楽しそうだな嬉しいな高地の笑顔しんどいな京本顔が麗しすぎるぞCGかよジェシーは脚しか見えないな長いな慎太郎いちいちかわいいなふまストの空気感すきだなでももう風 is I?の公演を生で体感することはできないんだなえ?まってそんなのむりなんだけどえ?私だけ?こんなに置いていかれているのって私だけなの?(ここまで息継ぎしません)って悶々してしまった。
もはや自分が何を求めているのかがわからない。
風Iロス芸人を絶賛営業している。
季節はどんどん進むし、私だって現実に戻らなくてはいけない。
そのうち涼しい風が吹いたら夏は終わるし、月が変わる前に私は韓国に帰ってきっと研究室の自分のデスクに座らなくてはいけない。
だって、風磨くんは最終電車に乗っていってしまった。
見送った私たちも、憂鬱の駅を駆け抜けなくてはいけない。
わかっている。
風 is I?-備忘録と揺れる情緒について
韓国在住のオタクとして、日々「現場が遠い」「アジアツアーやってくれ」と東の方に圧をかけ続けた私ですが、夏休みを利用して一時帰国しました。
夏休みもなんだかんだ学校がバタバタしてて悩んだものの、指導教授に日本帰る宣言をして帰ってきた目的はただひとつです。
風 is I?に参戦するため。
奇跡的に自名義が仕事をして、初日の席を用意してくれたので、『Hello』を聴きながら飛行機に乗り久しぶりの東京へ。
ありがたいことに座席はアリーナの後方、お立ち台・バクステ近くという良席でした。本当にSTY
結論から言うと、めちゃくちゃ最高だったので、レポというよりも公演中の情緒まとめという体で書きたいと思います。
※ネタバレあります※
風 is I? 8/4公演
例年に等しく、英語のナレーションから始まる。
12歳の少年が幼くして死ぬが、まだやり残したことがあり、10年後の22歳の姿になって1日を過ごすというストーリー。
開始5秒で「俺は死んだ」とか言うから、私は「やだぁ泣」と泣き崩れた(初っ端から情緒不安定)
・But…
ポワンポワン、という電子音の前奏と共にソファーに座った風磨くんが登場。
スクリーンには風磨くんの影が映り、不安定な魂がゆらゆら揺れているような演出。
消えそうな魂が風磨くんの実体とひとつになったとき、ニヤリと笑う風磨くんにもうダメってなる。
SixTONESはバーテンダーみたいな恰好で、魂がゆれるようなしなやかなダンス。
松村北斗の骨格と顎のラインにやられて、いろいろな意味で泣きそうになり1曲目から頭が混乱する。
そもそもジュニアの推しが北斗くんなんだけど、北斗くんに落ちたきっかけが少クラのBut…で、But…ばかりは北斗くん見るねごめん風磨くんって決めてたんだけど、まさか自担の1曲目から推しに目を奪われるわけにはいかないじゃんどうすんの私あぁでもやっぱり北斗くんのダンスすきえろい…と情緒が不安定になる。
・LOVE CHASE
・Tokyo sinfonietta
・fragile
まだ魂が不安定なのか、不穏な空気のまま進む。
望むなら掴めるから
花びらが風に吹かれ命のように散っていく
ただ追いかけて悲しみもなく途方に暮れるんだろう
涙拭かないとほら、桜がキレイだよ
儚い命と望みを叶えようとする野心が見え隠れする。
特に『fragile』で桜をバックに苦しそうに歌う風磨くんに目を奪われた。
ピンク色の照明が美しすぎた。
確かに生きている
あの桜みたいに力強く
言葉じゃないものが
心に咲き誇れ.あの桜みたいに…
・東京ドライブ
・SHAKE
ここからまた雰囲気は一新する。
とにかく明るいパーティータイム感。なのにどこか切ないのはどうしてなのか。
ちびジュがとにかくかわいかった。
東京ドライブはジェシーがハーレーみたいなバイク(風磨くん曰く「田舎のヤンキーが改造したチャリ」)に乗って登場。
舞台は変わり、ひとりジェシーがバーのような場所でお酒を飲んでいる。
「風磨が戻ってきた。信じられない。」
そして後ろに風磨くんが登場して、超ベリベリ最高なハッピー空間になる。
SHAKEのときに目の前のお立ち台に織山くんが来て、前からダンスがすごいのは知ってたけど近くで見たら顔がものすごくかわいい。
あと頭が小さくてピンボール球みたいだった。
・夢でいいから
・Tipsy Love
ここの多幸感がすごい。
夢でいいからでは上から幕みたいのが降りてきて、夢の中のような幻想的な雰囲気。
Tipsy Loveでは風磨くんが「みんな歌って」と客に歌わせるけど、なんせ初日公演のオタク。
ごめん歌えないってなったけど、何人か歌えるオタクがいて、「よくできました」と褒めてくれる。げろ甘か。
・My life
はいきました!!!!新曲!!!!!!
タイトルだけ出たときは勝手にマイラビみたいな曲なのかなって思ったけど、サウンドはBut…っぽいEDMで、歌詞の世界観は…moreみたいな多幸感溢れるやさしい彼氏感。
でかいワッペンついたスタジャンを着た風磨くんが、EDMのサウンドにのせて楽しそうに踊っている。
歌詞はよく見るとエロい。のにオシャレ。オシャレすぎて聴いてるこっちまでオシャレになる(?)
・月の幻
目隠しして 首筋から たどってゆく カタチどおりに
指先覚えてる感覚 月明かりに浮かんでる shadow
oh why oh why 君なんていない 夜が作る幻みたい
何度も繰り返し言い聞かす 僕は君を愛してなんていない
しあわせな雰囲気から、また不穏な空気を垣間見せられる。
歌詞が苦しい。
消えてしまう自分を思い、何度も言い聞かせるように「愛していない」と言う。
シリアスな雰囲気を残したと思ったら、スクリーンに映画の予告のようなものが流れる。
「I'm back!」とほほ笑むのは、タンクトップにデニムショーパンを着た慎太郎。
まってまってどうしたと思ったら、馴染みのあるメロディが流れ始める。
オタクの情緒が忙しくなる。
・愛ing
・SUMMARY
タンクトップとデニムショーパンに肌色ストッキングを身に纏った風磨くん+SixTONESが登場。
ノリノリでぶりっ子全開。
去年の反響がものすごくて、今年もやることになったらしい。
ローラースケートを履いてパラ銀が始まるかと思ったら、SUMMARYが始まる。
初日はほとんど誰も滑れていない。へっぴり腰。
私は何を見ているんだろう、と意識が飛ぶ。
かろうじて覚えているのは、手をつないで回るとき高地先生が京本の腰につかまっていた(かわいい)
初日の一発ギャグは慎太郎。
コント
詳しいことは割愛。印象に残っていることを箇条書きにすると
・文京区担当の神様・樹
・奥さんに全然高望みしてないけどバストを欲しがる12歳の風磨くん
・子供は2人でいいっていいながら手のひらは5の数字の12歳の風磨くん
・ふまほくイチャイチャかと思ったら奥さんの闇
・It's going down
・バイト先の高地モテモテ
・ゆごほくエンド
ひとことで言うと、ボケが散らかりすぎてツッコミが樹だけで大変そうだなって思った。
去年は風磨くんがツッコミだったけど、ボケの風磨くん楽しそうで癒された。かわいい。
・太陽の世界
・Hello
ついにやりおったと思った、太陽の世界。
とにかくかっこいい。ハイカースト感がすごい。
Helloのファンサタイムにやられる。しあわせすぎた瞬間。
君に会える それだけでこんなにも輝いて
MC
問題のMCです。
最初はゲームをやろうってことで、ワードウルフを。
ひとりだけカードのお題が違くて、少数派は誰なのかを当てるゲーム。
この日の少数派はジェシーだったんだけど、北斗くんだけ正解であとのみんなは罰ゲームでまずいジュースを飲むことに。
まずいジュースを運んできたのは、全身黒い服に身を包み黒キャップをかぶったやたらスタイルのいいスタッフ…?
まぁ、ケンティだったんですけどね!!!!!
まさかの隕石激突に客席大興奮。
風磨くんデレデレ。デレデレした風磨くんの姿に、ストメンバーがやや戸惑う(笑)
そしてまさかのB.I.Shadow再結成。ララリラのサビを歌ってくれる。
オタクの妄想が叶いすぎて夢を見てるんじゃないかと崩れ落ちる私。
8/3 風 is I?
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
風磨くん 高地くん 北斗くんの付き合いが長いという話で
北斗「例えばの話だけど 予備校一緒だったのに ひとりだけいい大学に入った気持ち Sexy Zoneっていう」
風磨「大学に例えるなよ(笑) SixTonesもいい大学だよ」
8/3 風 is I?
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
高地くんがダンス弄りされてるの見た風磨くん
風磨「そういう話できるようになったの?当時はできなかったのに(笑) 仲良くなったんだね〜」
本当にやさしそうな顔してた>.<
8/4 風 is I?
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
苦いジュースをみんなが飲んだあと
北斗くん「まじみんな口くせえぞ!!!!!!」
ケンティ「これからキスする人は大変だね」
けんほくのキャラの違い最高だった
※日付の誤字とSixTONES表記の誤字は許してください
とにかくやさしさしかないMCの時間。
8/4 風 is I?
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
京本「今日の俺は(髪)ノーセットだよ」
樹「俺も俺も ドライヤーしただけ」
オールバックにセットしたジェシー「俺も」
全員「嘘つけ」
個人的にすきだったMC。
サラサラSixTONESまじでかっこよかった。樹のサラサラな前髪えろかった。
隕石激突とB.IのせいでMCのとき記憶をたくさん飛ばしているので、大目にみてください。
ふまけんはニコイチらしいです(本人発信)
・First Love
特別に許可をとったというから何かと思ったら、まさかの宇多田ヒカル。
感情をこめているのがわかって、聴いているこっちが苦しくなった。
個人的な話をすると、人生でどん底の失恋をしたときに聴きまくった歌だったので、感情移入してめちゃくちゃ泣いた。
・Amazing!!!!!!
・この星のHIKARI
ストコンのターン。
単コンかな?ってくらい一気に空気がSixTONESに染められて圧巻された。
アメ~ズィンはずっと生で見たいって思ったから見れてよかった。
北斗くんのジャンプすごい。めっちゃ跳ぶ。幅跳び。
・rouge
・…more
もうね!!!AV見てるのかなって思ったよ!!!!rouge!!!!!
黒いシャツをけしからんくらい乱した風磨くんが、苦しそうに歌う。腰を振る
バクステでrougeを踊る京本が近かったけど、CGかと思うくらい美しかった。泣いた。
後ろのモニターに映った風磨くんが涙を一筋流して終わる。
シャツを少し正して歌う…moreもものすごかった。
最後は秒針の音に合わせて指を動かすんだけど天才。風磨くんは天才。
・Over Flow
・My Lovin' Season
激エモゾーン①
Over Flowのバックには決起会で海に行ったときに撮った映像が流れるんだけど、これがひどいやばい(語彙力ログアウト)
風磨くん・SixTONESと海に行ったわたし♡と夢に浸るもよし、ふまストのわちゃわちゃに癒されるもよしなso good素材。
早く映像化してくれよな。
風はそっと優しく伝わって 君は囁くよ 色褪せない空気から帰りたくないと
エモい(確信)
最後「君と出会ったこの季節を胸に抱いて」って歌いながら、手を胸にギュッとする風磨くんが切なかった。
この歌詞は12歳の風磨くんの気持ちでもあるし、風Iを作り上げた今の風磨くんの気持ちでもあるのかな。
アロハシャツだいすき芸人なので、ここのアロハシャツ衣装がとにかくすきだった。
北斗くんの着こなし方が安定の北斗くんだったので、早く映像化してくれよな
マイラビでは多幸感に満たされる。
たくさん歌ってたくさん風磨くんに褒められてオタクはしあわせです。
・it's going down
ここからまた不穏な空気に。
風磨くんはレーザーの使い方が天才だなと改めて魅せられる。
レーザーに体を突き抜けられる姿は痛々しかった。
他の方のレポで、レーザーの色がセクゾのメンカラだったっていうのを見かけたけど、そうだったらSexyZoneになることへの伏線なのかな。
・T.A.B.O.O
はい。満を持してT.A.B.O.O登場で客席歓喜。
ここの風磨くんはおえろかった。むり。
・リリック
・喜びの歌
ほら!!!激エモゾーン②だよ!!!!テストに出るよ!!!!
ふまパラ恒例のリリックでボルテージがあがったところで、まさかの喜びの歌。
初日入った感じだと、客席のテンションがいちばんあがったのってここじゃないのかなと個人的に感じたり。
なんせ特急田中3号だよ…。
「愛してる以外に見つからない」「生きてるただそれだけで走っていける」っていう前向きなメッセージなはずなのに、とにかく切なくて涙がこぼれた。
樹のラップでも泣いた。
「着くな終電」ってみんな思ったよね。無理だってわかってても、この時間がおわらないでほしいって願った。
最後に風磨くんが「愛してる(ニヤ)」と囁いて卒倒。
Kドルの「サランヘ」でついた耐性がぶっ飛んだ。
・20-Tw/Nty-
・素晴らしき世界
12歳の風磨くんが最後に伝えたかったのは、周りのひとたちへの「感謝」。
自分のこれまでの人生が周囲の存在なしにありえなかったことを、精いっぱい歌声にのせて届けてくれる。
周囲の人々に、この世界に感謝の言葉を残して風磨くんの姿は消え、記憶からも立ち去る。
「着くな終電」って言ってたくせに、最終電車に乗ってしまう。
写真の演出は鳥肌やばかったし、立っていられなくなって友達に寄りかかってた(ありがとうそしてごめんね)
SixTONESを、そして私たちを残して風磨くんは消える。
最後に自分自身に、そして会場へ「Who is I」と問いかけながら。
アンコール
・Party up!
・HEY WHAT'S UP
・oh! yeah
アンコールでは、悲しいことを笑い飛ばすように底抜けに騒いで盛り上がる。
Hey What's up?では客席に「楽しかった?」と問うように。
Oh!Yeah!で歌って騒いで、夏はあっけなく幕を閉じた。
「もう一度あの日に戻るとしても 同じ道を選ぶだろう」と力強く肯定して。
あと初日の日は慎太郎の誕生日をお祝いした。
会場のみんなでTw/Ntyを歌って、みんなでウルウルしてやさしい空間だった。
風磨くんたちからのプレゼントは『LOVE』と大きく書かれたTシャツ。
愛しかない。
感激して今すぐ着ようとする慎太郎に「結構いいやつだから 汗かいた今着ないで」って突っこむ風磨くんの顔はどこまでもやさしかった。すき。
風 is I?参戦後の弊害まとめ
・次の日に熱を出した
あんまり風邪をひかないけど、知恵熱なのかなんなのか2日間寝込んだ。
おかげで1.5㎏痩せた。
・北斗くんにPay-easyした
正直に言います 北斗くんの体のラインがえろすぎる 骨格が好みすぎる これ以上好きにさせないでェ……
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
あとわたしは50回くらい「北斗くんの体がえろい…」って呟きました
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月7日
わたしが公演中に風磨くんを見ればいいのか北斗くんを見ればいいのかわかんなくなって泣きそうになったのも沼落ちですか?
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月7日
風磨くんに振られたわたしのためにさえぴょんが傷心会してくれたけど 北斗くんにPay-easyして解散しました
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月8日
察してください。
・倫理観の崩壊
今日公演中に「大学院生やめたらずっとオタクできるのに…」っていう考えよぎったのこわかった やめ、、、ませんっ
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年8月4日
色々とギリギリ。
そんなわけであっという間に私の夏が終わりました。
円盤まで気が長いし、次の現場考えたら死にそうだけど、風磨くんが今回私たちにくれたメッセージと素敵な夏の思い出を胸に抱いてがんばろうと思います。
公演後にだいすきな谷川俊太郎さんの詩を読んでいたら、今回のストーリーにぴったりなものを見つけました。
夏が終わりました。
\最後はおれ!!!!/
間宮千昭担が深町翔平に持っていかれた話
私はセクゾ出でジャニーズに踏み入れ、半年くらい経っているのですが、ちょくちょくとジャニーズ出演、かつおもしろそうなドラマを消費しています。
が、私は推しのドラマを見ることが苦手で(※後述)、推しが出ているドラマは見れずにいました。
ってなわけで、学期中はあまりドラマも見れず、勉強していたのですが、たまたま今週は課題が少なくて、ちょっと余裕がありました。
「久しぶりにドラマ見ようかな~」と軽い気持ちで思いつき、あろうことか去年の夏に放送された『時をかける少女』にロックオンしました。
私は菊池風磨くんのファンです。
こんなにずっしりジャニ沼にハマったのは、もとはといえば彼のせいです。
まぁそれはともかく。
今回のエントリーは、時かけを見終わった勢いのままに書いてます。
もともと『時をかける少女』について、原作も読んだし、細田守監督のアニメ映画も視聴しました。
そして、私は強火アニメ映画担で、もっと言うと強火千昭担です。
初めてアニメ映画を見たときは、ロスが激しくてかなり引きずり、それから毎年夏にひとりで見ては頭を抱えてロスでしんどくなるという風習(?)をもつほど、思い入れの強い作品です。
もう、だめ。千昭はだめ。私の前で「千昭」はNGワード。
で、もちろんセクゾにハマり、風磨くんに落ちたとき、時かけのリメイクで主演をやったことも知りました。
放送当時はもう日本にいなかったし、日本の芸能に全然興味なかったので、リアルタイムでは知らなかったです。
まず、私がすきなアイドルのドラマ・映画を避けてしまう理由。
もともと私は、映像作品を見ることが苦手で、情報量に流されパンクし、置いていかれる感覚を覚えてしまいます。
それをなおかつ、完結してしまう作品を視聴することによる喪失感を、推しで体験するのがつらいからです。
それに加え、2016年の時かけが、ストーリー・設定が大幅にアレンジが加わっていることも、登場人物が違うことを知っても、アニメ映画への思い入れのせいで手を出すのをためらいました。
ストーリーを知っているので、最後の別れがあるのも知っているし、その作品を見てしまうと、自分が作品に置いていかれてしまう感情も知っています。
まぁ、上記した理由の通り、「作品への愛着が強いこと」と「作品ロスを推しで体験したくないこと」があって、時かけを見れずにいました。
わりと確固たる理由があったのにも関わらず、いってしまえば「魔が差して」、時かけに手を出してしまいました…。
ええ……自分の予想通りロスがひどいです……。
自分が抱えるのは重過ぎるので、文字にして昇華させたいと思います。
以下、内容(特にアニメ映画と2016年ドラマ)に関するネタバレ含みます。
あのですね、とりあえず「深町翔平」に関しては、後回ししますよ。
まずはこの男。そう、ごろーちゃん。
3話くらいまでは、「ごろーちゃん…(泣)」「まって、なんでこんな不憫な役なの…?」「え…?ごろーちゃんつらい…(泣)」と、ごろーちゃんに感情移入してました。
だって…てか、1話の彼が本当に不憫すぎて…(いや、総じて不憫なんだけど。)
なんてたって、夏祭り。
告白を何度もループして取り消すシーンを見て、千昭の告白を真琴がループして阻止するのを思い浮かべずにはいられなかったです。
『最低だあたし。人が大事な話してるのに、それをなかったことにしちゃった…なんでちゃんと聞いてあげなかったのかな…』
アニメ映画のすきなシーンのひとつで、真琴が千昭の告白を取り消した行動について反省するシーンがすごいすきなんです。
ポロポロ泣きながら後悔するところで、ジーンときます。
だからこそ、未羽の行動を見ていて、ごろーちゃんに対して同情せずにはいられなかったし、最後までその行動を反省しないで翔平と付き合う未羽に対して腹が立つくらい。
はぁ~~~~ここだけは最後までモヤモヤしてしまいました。
人の感情を、「なかったこと」にしちゃだめだよ…。
ごろーちゃんは、吹っ切れたように海で告白するけど、本当は夏祭りの日に言うって決めてたし、ごろーちゃんからしてみれば、文字通り横からとられたんだよなぁ…。
うーん、まぁ、こういう行動だけに限らず、翔平は都合悪いとすぐ記憶改ざんして誤魔化すし、若干そういうとこムカついてた(悪口)
え?なんで急に悪口言ってんの私?
情緒不安定すぎてこわい。
まぁ、「ごろーちゃん可哀相!未羽も翔平も自己中だ!」からスタートしたのに、最後は未羽と翔平に感情移入して泣いてるんだもん…。
ちょろいヲタクとは私のことだよ…。
マイナスからスタートした翔平の印象だったけど、それでも、翔平はズルい。
てか、風磨担がこぞって翔平ロスになる気持ちが分かりました。
「え?今の風磨くんだよね?」っていう瞬間が多いんだもん。
もちろん、彼は役者として、役を自分なりに解釈して演じているのはわかっているんですけど、日常シーンで見え隠れする菊池風磨…。
え?しんどい????(語彙がログアウト)
おかげさまで、「翔平と過ごした夏の日々」に「風磨くん」をねじりこんで記憶を捏造してしまう自分がいて、正直驚きました。
ここまでだったとは…。
翔平は、たしかに浅はかで、軽率な行動が多いです。
最初から最後までハラハラもしました。
けど、それがかえって、「等身大な男の子」って感じを出していて、とてもよかったと思います。
なにせ、千昭はスマートすぎた。
ドジ踏むくせに、スマートすぎた。
「こいつ本当は何歳???」っていう疑心もわくくらい、スマートすぎた。
千昭は、タイムリープしている真琴に気づき、「お前、タイムリープしてね?」と指摘しながら、未来人であることを告げます。
翔平は、最後まで未来人であることを隠しながら、未羽と一緒にタイムリープをします。
千昭は、「未来で待ってる」と言って去ります。
翔平は、「夏も、恋も、全部持っていく」と言って去ります。
翔平と千昭は、同じ未来人でも全然違った。
例えば、風磨くんが演じたのが「深町翔平」じゃなくて「間宮千昭」だったら、私は最後までドラマを見れなかったでしょう。
よかった、その夏にいるのが、翔平と未羽と吾郎の3人で。
まぁ、名字で明らかに分かる通り、2016年ドラマは原作と繋がっているんでしょう。
この辺もじっくり考察したいです。
最終回で、てかラスト10分で、ドカンとやられました。
正直、作品としてのクオリティを期待して見ていなかったけど、ラストで株が急上昇です。
はぁ、それまで何も知らず「恋を知らない君へ」を聴いていた自分が憎い。
もうあの自分には戻れない。
「恋を知らない君へ」
「夏を知らない君へ」
「夏も、恋も、全部持っていく」
このワードに全てやられました。
夏・恋どころか、私の感情全部持ってかれました。
思わず「え?まって、置いてってよ!」とキレたくなるくらい、そりゃもう鮮やかに。
真琴が「すぐ行く!走って行く!」って言えたように、千昭の別れ方だったら、推進力が生まれて、前向きになれます。
でも、翔平は全部持っていっちゃうんですよ…私はどうしたらいいの…?
いつか返してくれるの?返してよ…。
はぁ なんでわたしこのタイミングで時かけ見たんだろ(頭抱) 深町翔平しんど
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年4月18日
わたし推しのドラマを見るのが苦手でわざと避けるめんどいヲタクだし 時かけめちゃくちゃすきだからリメイクを見たくない気持ちもあったけど 見終わった今「しんどい」以外に表現できる言葉がない
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年4月18日
未羽が写真撮って残すことを思いつくシーンでは思わず「千昭!!!真琴!!!この手があったよ!!!!!!」って興奮した
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年4月18日
夏×三角関係×高校生×タイムリープ=しんどい pic.twitter.com/5v8vQcBpET
— ちょろえ (@u8ru8c) 2017年4月18日
私は知っています。
ロスは、時間が経つほど、重たくなることを。
風are見たら、しんどみが増すんだろうなぁ。
とはいえ、私は夏が大嫌いな人間なんですけど、見終えた今、夏がちょっぴり待ち遠しくなりました。
出会えてよかった作品です。
これを黒板に書く翔平が見たかった!
元韓国アイドルヲタクが日本を離れてジャニーズ沼におちた話
タイトルの通り、私はもともと韓国アイドル(以下Kドル)がすきでした。
ジャニーズに関しては、小中学生のときはテレビっ子だったから、お茶の間に登場するジャニーズは一通り知ってたけど、関心はゼロでした。
Kドルヲタになってからは、日本のテレビを全く見なくなって、キスマイ以降のジャニーズは何人グループなのか・メンバーは誰なのかすらざっくりしか知らなかったです。
そんな私が、まさかの展開でジャニーズ沼に落っこちて、自他共に驚いている状態です。
人生楽しくてしょうがないし、思ったよりもK→Jの世界に行った人が周囲に多かったので、いてもたってもいられずにエントリーを立ち上げました。
前置きが長いけれど、この話をするには、まずは自分の背景についてから話さなくちゃいけないので、ざっくりと自己紹介します。
まず、私の両親は韓国人なのですが、私自身は日本で育ちました。
親戚はほとんど韓国にいるので、幼い頃から休みのたびに韓国を行ったり来たりしてましたが、圧倒的に日本語の方が楽だし、韓国語は聞くのはできても話すのがぺーぺーだったので、あんまり韓国に行くこと自体すきじゃなかったし、韓国に関心もなかったです。
小学生高学年くらいのときに韓流ブームで、ドラマがいろいろ日本で見れるようになったとき、お母さんと一緒に見て「おもしろいなー」とは思っても、「韓流コンテンツ」自体には興味がわかなかったし、BoAとか東方神起に親近感を感じて応援はしてたけど、ファンって呼ぶほどの熱量はなかったです。
そんな私に転機が訪れたのは、高校1年生のとき。
休みのときに例によって韓国に行き、親戚の家でテレビを見ながらゴロゴロしていたときのこと。
小学生のいとこが「ヌナ~~~これ見て~~~~」と、テレビを指さしながら踊りだした。
それはそう、Super Juniorの『Sorry, Sorry』
Super Junior 슈퍼주니어_SORRY, SORRY(쏘리 쏘리)_MUSIC VIDEO
なんだこの歌!?なんだこのダンス!?
と衝撃が走り、気づいたら口ずさんでる、気づいたら動画見てる、あれ?と気づいたらドルヲタに。
人生初のドルヲタ化にとまどいつつも、そっからKドルに夢中になる。
Kドルきっかけに韓国語がめちゃくちゃ伸びて、韓国も自発的に行くようになって、親も喜んでいた。
スジュからスタートしたヲタク人生も、徐々に別のアイドルに伸びて、気づいたら雑食に。
その過程は省略するけど、最終的にE.L.FとARMYのカケモになってました。
ところが、事務所との契約問題や、熱愛スキャンダル、SNSでの発言等、ごった返しなKの世界にだんだん疲れてきて、「そろそろまじめに進路に向き合わなきゃ…」と脱ヲタしたのが、2014年。
5年のKドルヲタを終え、大学を卒業後は韓国の大学院に進みました。それが2016年、去年の春です。
自分の勉強したかったことや、個人的に韓国で勉強したいと思ったこと、その他いろいろな動機があって韓国の大学院に来たのですが、これが想像以上にきつかった。
韓国語が元々ネイティブに近かったとはいえ、完全なネイティブではないからスピードについていけないし、そもそも韓国の大学院はやばい。
先輩曰く、「飲酒・喫煙より身体に悪いのが大学院だから」とのこと。
そんな感じで、メンタルがかなりやられていたのですが、つらいとき何をしていいのかが分からない。
なにせ、多感な時期をヲタクとして過ごしていたので、ぽっかりと空いてしまった気持ち。
研究室にKドルヲタクがわりといて、身近に聴く環境にはあったけど、まったく興味がわかない。
むしろ、韓国人の顔・韓国語をわざわざ見聞きする気になれない。
そんな私がYoutubeで自然と日本の歌を聴くようになるのは、ある意味当然な行動でした。
最初は、小中学生のときによく見てた・聴いてたのばっかり見て、「あぁ~なつかしいな~~~」と見てました。
そうしているうちに、日本のアイドルに対するハードルも下がっていたのでしょう。
ある日、はてなブログのトップに、SexyZoneのステマ記事があり、「そういえば、なんとなく顔は知ってるけどよく知らないし、見てみるか~」と軽い気持ちで開きました。
え?めっちゃ気になる…ってか、幼いと思ってたけど成長してる…
それと同時期に、Twitterにある動画が回ってきました。
それはSexyZone CHANNELの短い動画で、それも軽い気持ちで再生したら、別の場所で確認したきれいな顔した男の子たちが全力でふざけていた。
え?めっちゃすきじゃん…
なにせドルヲタスタートがスジュだったので、バラエティー力の高いアイドルがツボなのです。
そこからグループ自体に興味もって、曲を聴き始めたら、
え?曲めっちゃすきじゃん!!!
あれよあれよというまに、ウェルカムトゥーセクシーゾーン。
上述した通り、私がアイドルに求めるのはバラエティー力、それに加えて、ビジュアル、楽曲の良さの3つで、どれかひとつでも欠けているとハマれないんだけど、セクゾは見事この3つを揃えてきて、ハマるしかなかった。落ちるしかなかった。
せめて「推しは作らないぞ…推しは作らないぞ…」と意地を張るものの、気づいたら風磨くんのことが頭から離れない!すき!状態に。
それからは、ジャニーズ沼にずぶずぶと。
少年倶楽部パイセンや周囲のジャニヲタパイセンのおかげさまで、一通りのジャニーズを覚え、ジュニアもちょこちょこ覚えた。
「セクゾだけ…セクゾだけ…」のはずが、気づいたらジャニーズWESTのこともめちゃくちゃ好きになってるし、ジュニアもみんなかわいくてみんないい。こんにちは、DDおばさんです。
そして、この前の冬休み、日本に一時帰国した際にこのことを周囲に告げたら、めちゃくちゃ驚かれた。
「いや、お前はK-POPだったじゃん(笑)」「ジャニーズのイメージはなかった」「そんなにつらかったのね…」と反応の個人差はあるものの、大抵はびっくりしてくれました。
うん、だって自分が一番驚いているんだもん。
そんなわけで、現在は新規茶の間DDおばさんと化して、Twitterランドで「かわいいbot」と化しています。
悩みは、現場に行けないことですね…(深刻)
もちろん、日韓はそんなに距離がないし、お金と気合いでどうにかなれないことはないんですけど、前述した通り、大学院生活がそもそもきついし、めちゃくちゃ忙しいんですよね。
Kドルヲタのときの自分のスタンスでもあったけど、メリハリはしっかりつけたい。
今は正直、学業を優先したいし、ヲタ活のために自分のことを疎かにはしたくない。
こんな感じで、日々ヲタク心とマジメ心を葛藤させながら、TwitterランドとYoutubeランドと現実を行ったり来たりしています。
このブログでは今後、行き場のない心を供養させるための、自己満足な記事ばっかあげていくと思います。
誰にも需要はないと思うけど。
こんな無駄に長い、しかもオチもないエントリーを読んでくださってありがとうございます。
許されるなら、「ジャニーズにカバーしてほしいK-POP」とか「頼むジャニーズとKドルコラボしてくれ」とかも書きたいけど、それは別の機会に。
最後に。