風 isI?で松村北斗に落ちたオタクが田中樹担になるまでの話

やっほー(^。^)

夏に私はこんなことを書きました。
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そうです。風 is I?をきっかけに松村北斗にやられてしまい、後日即Pay-easy。そして数日後にSixTONES担を掛け持ちすることを決意しました。



~ひと月後~

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あげくの果てに田中樹と同じ個数ピアスを開ける(恐怖)

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どうしてこうなった???
自分でもびっくりするぐらいいつのまにか樹担になっていた。別垢でのツイート見ても、ある時期から自然に「じゅっ担」を名乗っていた。どうしたおまえ。ふまほくカケモに対してあんなに葛藤してたのにいつのまに降りた?おまえどうした?ちょろオタの体現か?まぁたしかに風磨くんと樹のカケモってわかりみが深いけどね。っていうかわかりみがすごすぎ。性癖わかりやすすぎ。あれでしょ?おまえどうせ爆モテなハイカーストが性癖なんでしょ?抱き捨てられたいんでしょ?陰キャだもんな?



と思ったんだけど、私は「北斗推し」→「SixTONES担」→「樹担」の過程の中で、「ほくじゅり厨」に目覚めたんですけど、もしかしてそれか?それなのか?と頭を揺らしている。ヘドバンではない。




8月

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初っ端からむりだったらしい。どうした?語彙力が仕事してないぞ?

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「手を打とう」の意味がわからない。誰相手に手を打とうとしているのか。




9月

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自己分析をし始める。なるほど、性癖ね。うんうん。

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「限りなく北斗に近い樹」のパワーワードにやられる。




10月

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公式の供給を解釈し始める。




11月

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一旦また「ほくじゅり担」を強調する。

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資本主義の奴隷





その他、ツイートは載せられないけど「ほくじゅりはあるんです」というアルバムを作ってはオタクに爆撃したり、ジャニショのほくじゅり(503番)を名刺代わりとして配ったりと、ほくじゅり厨として元気に暴れまわっています。どうしてこうなった???(2回目)



まぁこんな感じで、北斗くんすき♡♡なメロオタからほくじゅり厨に目覚め始め、「田中樹しんどい」を拗らせた私に対して、決定打になったのは「少年たち」だった。
そう。松竹座公演に入ってしまった。海外在住大学院生のくせに。授業サボった。だってほら、阿部ちゃんだってアイドルと院生の両立してるじゃん?ならオタクと院生も両立できるじゃん?(圧倒的にスペックが違う)(後日わたしは同時期にTOEIC受けていたことを知り死ぬ)(阿部ちゃん結婚して)


「少年たち」はサマパラ時期にステマしまくり結果私をスト担の沼に突き落とした友人に誘われ、無理やり「うん」と言わされて好意に甘えて同行することにしました。STY
が、なんと座席がえぐかった。下手側前列の方でしかもお立ち台真横。死ぬのか?友人はダイエットしてさらにかわいくなってた。オトコの力ってすごい。
通路側には友人が座っていたんだけど、OPで樹が真横に来たとき友人に突き飛ばされ座席チェンジ。
ただでさええぐいくらい近くて、魂が口から出ていかないように必死だったのに、真横にはJuri Tanaka。
めちゃくちゃ甘いバニラの香り。丸みを帯びたU字の水槽田中樹の後頭部。

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しんどすぎて「少年たち」のレポ全然してないんだけど察して(圧)
「田中樹しんどいの民」から「田中樹のオンナ」に華麗に移行。ハートも財布もくれてやるよ!!!




そんな感じで、現在は楽しく田中樹担を名乗っています。ほくじゅり厨も営業してます。
あ、風磨担は降りてないので、掛け持ち楽しくやってます。
早く風 is I?の円盤くれ。終わります




おまけ

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(図1) 人んちでほくじゅりを広げる迷惑なオタク。良い子はマネしないでください。



湾岸もすしざんまいもチケットなくてキレそう

しんどい?もうダメ?Sexy Zone ぎゅっと を聴こうよ

10/4に発売したSexy Zoneの新曲『ぎゅっと』がとにかくやさしくて、温かいという話をしたいです。
いわゆる「応援歌」とは違くて、後ろから押したり手を引っ張ったりしてくれるようなエネルギーはなくて、その代わり横にぴったり寄り添ってくれる曲なのです。

でも、この曲に感じる「やさしさ・温かさ」を単なる「オタクの主観的感情」としてじゃなくて、もっと客観的に説得力のある言葉で世間におすすめしたい!と思ったわたしは、精神分析学の観点で歌詞をみたいと思います。
(※専攻が近いとはいえ自分の専攻ではないです。わざと難しい言葉を使わないようにしてます。)



まず、この現代社会の一員として生きるみなさん、本当に疲れますよね?
知っています。私もストレスと日々闘い、よく惨敗してベッドに埋もれてしまいます。

能力主義を助長し個人主義化した現代社会は厳しく、失敗は個人の責任として扱われ、「努力しなきゃ」「もっとがんばらなきゃ」と自責する構造を社会が作っているからです。
自分の可変性の境界を見えにくくした社会では、まるですべての結果が努力の有無や量によって成り立たせているように見えさせてしまい、上へ上へと引っ張られ休む暇も与えてくれません。
特に日本は「自律」を美とする社会なので、自責文化が他の国々よりも深刻化しているのかなと思います。

当たり前に、こんな社会にいたら自分のがんばりなんて見えませんよね?
むしろ「私なんてまだまだ」「自分よりもっとがんばっている人なんてたくさんいる」と、ますます鞭を打ってしまいますよね?

そんなあなたに贈りたい曲がSexy Zoneの『ぎゅっと』なんです!!!!!(本日のイイタイコト)



まず、私たちをしんどくさせるストレスの大源って、大まかに言うと「感情の抑圧」「否定的な思考」なのかなと思います。


「感情の抑圧」とは、例えば泣きそうなときに「感じてはいけないもの、泣くのはダメなこと」という自責によって、泣くことに罪悪感を感じて我慢してしまうことです。
子どもの頃に親に「泣くんじゃない!」と怒られたり、また社会の中で感情を出すことはダメなことと教育されてしまいますよね。
でも、感情に良いも悪いもないんです。

よく自己受容のための方法としても、「感情に良し悪しをつけず、感じきる」ということを指導します。
自分の感情を抑えず感じきることによって、自分の感情に責任をもつことができるのです。


「否定的な思考」はその通り、物事を悲観的や歪曲して捉えてしまうことです。
これがもともとの性格の癖だったりもするんですけど、心や身体の健康状態にも関わります。
何事も悪い方に考えてしまったり、攻撃的に捉えてしまう方は、とりあえず身体を休ませるべきです。心と身体と思考は連結してます。



『ぎゅっと』の歌詞は、そんな私たちのどんな感情にも寄り添ってくれます。

いまもずっと泣いて
今日もずっと泣いて
ここまでやって来たんでしょ 大丈夫

もうちょっと、あともうちょっと
本当の君でいいじゃん

それでも夜は明けるけれど
君にとってはつらいんだろうな

自分にだけは嘘をつかないで

自分が感じるどんな感情にも、そっと傍で寄り添ってくれるのです。
夜が明けることを肯定的に捉えられない真夜中にすら、「うんうん。つらいんだね」とうなずいてくれます。
その感情について決して否定したり、「こう感じるべき」と指し示すことはしません。
ただひとつ「自分にだけは嘘をつかないで」と、感情の抑圧に対して「ダメだよ。我慢しないで」と言ってくれるのです。



また、「自分が誰かから感謝されている存在であることを知る」ということも、社会のしんどさから解放されるために気がつく必要があります。
今の自分が「できないこと」や「思わずしてしまうこと」に罪悪感や劣等感をもつ必要はないです。
「自分が無理なくできること、やりたいこと」をどんどんとやるべきなのです。
そうするうちに、「じつは自分が周りから必要にされていること、感謝されていること」に気づけます。


どんなにいまつらくたって
君を待ってるひとがいる

いつも頑張ってること
僕は分かっているからね

いつでもちゃんと見てるから 大丈夫


じつは、自分が思っているよりも、あなたは肯定されているし、受容されているし、愛されているんです。
『ぎゅっと』はそのこともそっと教えてくれます。




社会のしんどさに弱っているあなた。
自分を到底肯定しえないと思っているあなた。
とにかく癒されたいあなた。

Sexy Zoneの『ぎゅっと』は、そんなあなたの背中をそっとさすってくれたり、眠れないとき隣にいてくれたり、泣いてるあなたを抱きしめてくれる曲です。




ぎゅっと(初回限定盤A)

ぎゅっと(初回限定盤A)

ぎゅっと(初回限定盤B)

ぎゅっと(初回限定盤B)

ぎゅっと(通常盤)

ぎゅっと(通常盤)


3形態どれもおすすめします。ちゃっかりマーケティングもします。Sexy Zoneが本当に売れてほしいです。


「『ぎゅっと』のMVのメイキングがいかに愛で溢れてるかこの目全て確かめたい!!!」というあなたには、初回盤Aを。
「Sexy夏休みってなに???え???菊池風磨が二次元体型???こわい話Zone???なにそれ気になる!!!」というあなたには、初回盤Bを。
「ジャズポップなシャレオツソング『Rainbow Light』とこの秋至極のバラード『アナタノセイデ』が聴きたい!!!」というあなたには、通常盤を。

「とりあえずパフォーマンスが見たいな!!!」というそこのあなたはぜひ、HDDの容量を確認した後10/13(金)ミュージックステーションの予約を。
メンバー5人(実質年長ふたり)が考えた振り付けが見られます。
通常盤購入のあなたは、11月までにダンスの振り付けを5人が教えてくれるありがた~~~~~いストリーミングもダウンロードできます。チェケラ。


それでは最後に。STY





※参考

二村ヒトシ(2014)『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

・人が「病む」のは、属している組織が「病んでいる」から http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52980

セクゾ担だけどSixTONESと終わることない夢を見たいと思った

こんにちは。
夏が終わりました。
『Over Flow』を流しては、ロスを引きずって泣いている激重オタクです。

簡単に自分のことを話すと、韓国の大学院に通っていながら、Sexy Zone菊池風磨くんを担当しています。
どっちが本業かっていうとまぁ後者だよね。


今回は「Sexy Zoneの菊池風磨担のオタクが、『風 is I?』の公演によって軽い気持ちで推してた松村北斗に沼に落とされ、SixTONESにズドン‼されながら掛け持ちを決意した」という、夏の終わりにぴったりな内容(?)です。
こういうのなんて言うんだ?沼落ち?降りてないから担降りではないし。カケモ表明?ええぃわからん、ジャンルはともかくオタクのたわごとに間違いない。


各グループ担のみなさん、それぞれ8月どころか夏の全て捧げて楽しんだことでしょう。
私もめちゃくちゃ楽しんだ。
入った現場は、『風 is I?』(以下、風I)8/4公演と、萩谷くんのお尻を見に『ABC-Z 5Stars 5Years Tour』横アリの8/9公演。あとは無駄にTDCに住んでいた。

風Iの公演がめちゃくちゃ最高に良さすぎて、もう語彙力と生命力と精神と魂とその他人間が生きるために必要な諸々をTDCに置いてきたことは、ブログでもTwitterでもしつこいくらい語ってきた。(下記の過去記事参照)

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そもそも、私のSixTONESに対する印象とは、「なんかギラギラしてて見た目の治安がよろしくなくてファンのノリがすごい」だった。
もっと言葉を選ばずに言えば、「SixTONES=強そう」「SixTONES担=ヤクザ」。
ジャニーズにハマってすぐセクゾ担になった私が、「あ!すごくすき!推したい!」と思ったジュニアが北斗くんだったけど、それも「SixTONES松村北斗」っていうよりも、「松村北斗」単体に惚れたつもりだった。
なにせ惚れた北斗くんのパフォーマンスは、風磨くんの『But…』でバックとして踊る姿だったし、人柄やキャラを知ったのはSixTONES結成前の番組を通してだった。
北斗くんを見るためにSixTONESのパフォーマンスは見ていたけど、だからといってSixTONES推しているつもりはなかった。
たまたますきになった子がSixTONESのメンバーだった、という感覚。
だからこそ、大好きで大好きな風磨くんのソロコンのバックがSixTONESだって知ったときも、(まぁ公式発表はなかったから正しくは”察した”だけど、)「やった~~~~大好きな担当のソロコンにいちばん推しているジュニアがついたぞ~~~~風磨くんと北斗くん一緒に見れるラッキ~~~~~」くらいの気持ちだった。
公演後に情緒がすごいことになって、あれよあれよという間に「松村北斗」名義でPay-easyした自分に驚いたけど、その頃も「SixTONE担」としてというよりは、北斗くんにのみ心臓を捧げたスタンスだった。
もちろん、少クラとか見てSixTONESかっこいい~~って圧巻されたことはあるけど、そもそも私がアイドルっていうかユニットという概念自体に冷めているのと、未来が不透明なジュニアのユニットを推すのはこわいという理由で、SixTONEというグループを見て見ぬふりをしていた。


私は以前韓国アイドルのファンだった。
アイドルやユニットという概念を冷めた目で見てしまう原因は、もちろんそのときの経験に基づいている。
初めてすきになったアイドルグループは、そもそも人数がとても不安定なグループで、友達に「何人グループ?」と聞かれるたびに口ごもったりした。「だいたい10人前後かな」とか言うと怪訝な目で見られたりもした。
担当グループ以外にも、界隈ではメンバーの脱退やいじめの噂が相次いでいた。
あるときから慣れきってしまって報道に揺らがなくなったけど、その頃にはとっくに「グループ愛」なんて幻想に過ぎないんだなと心が擦れていた。
たとえ〇〇というグループのファンを名乗っていても、愛着があるのは自分の推しているメンバーとかその周辺で、グループ自体に愛着をもたないことが普通になっていた。

あと、韓国ではひとつのコンテンツとして人気のあるサバイバル番組だけれど、私はあるひとつ番組だけ、熱心に視聴していたことがある。
その番組は、ある事務所の練習生2グループが毎回パフォーマンスを競い、専門の審査員や視聴者の投票によって片方のグループだけデビューできるというものである。
私は毎回泣きながら見ていたし、両方のグループに胸を熱くしながら、片方のグループを応援して投票も熱心にしていた。
結果、私の応援していたグループが勝ってデビューしたけれど、数年後私のすきだったメンバーが心身ともに病み事務所を脱退。(しかし後に別事務所でバンドを結成してデビュー)
そして番組で負けた方のグループも、またサバイバル番組に出演した後にデビュー。めちゃくちゃ売れている。
なんだこれ、茶番か、と思ってしまったのは私だけだったのだろうか。


そんなわけで、色々あってこれ以上アイドルを応援するのはつらいむりと界隈を抜け、アイドルのことなんか1mmも考えずに生活の拠点を変えてバタバタしていたはずなのに、重く固く閉ざしていた心のドアをある日突然突き破ってきたのがSexy Zoneというアイドルなんですけど、このあたりは今回の本筋からは少しズレるので省略します。
私は本当に新規なので、リアルタイムで体感していない歴史があまりにも長いし、自分でも完璧に追いきれているとは言えない。
ただ、私が今「Sexy Zone」というアイドルに対して、ある種のトラウマを捨て去り心のドアを開き、全面的に信頼を寄せて応援しているのは事実なわけで。
5人が重くて苦しい月日の積み重ねを乗り越え、ステージの上でキラキラと光ってくれている姿が、何よりもどんな言葉よりも信じるに値すると思った。

何よりも感銘を受けたのは、自担の菊池風磨くんが語った「Sexy Zoneになりたい」と言葉だ。

「Sexy Zoneになりたい」

なんていい言葉なんだろうと思った。
アイドルが自分のグループへの愛を表す言葉として、これだけ説得力のあって純粋でまっすぐな言葉があるのだろうか。
私は残念ながらSTAGEツアーには行けなかったし、その言葉やステージ上のパフォーマンスを実際に五感で体感することはできなかったけれど、彼のこの言葉に胸が熱くなって涙が出てきたことを覚えている。

そして、今回風磨くんはソロコンサートを通して、刹那という一瞬一瞬まで丁寧に使ってその言葉を伝えてくれた。
例年のように「菊池風磨とジャニーズJr.」ではなく、菊池風磨SixTONESというメンバーで作り上げたステージは、何よりも彼がSexy Zoneの一員であることを際立たせた。
バックでついているメンバーも、「ジャニーズJr.のひとり」ではなくSixTONESとしてそこに立っていた。
特にそれを感じたのは、毎年「菊池風磨の友人」という顔をしていた樹が、今年は「SixTONESの田中樹」としていることを感じたからだ。
だからこちら側も、当然のように「SixTONES」を魅せつけられる。「バックのジャニーズJr.」ではなく「SixTONES」を。

それに、私が入った初日の公演で樹が「Sexy Zoneにいる風磨がすき。あるときから覚悟をきめたよね(ニュアンス)」というようなことを話していたけれど、その言葉が胸を熱くさせたし、その言葉に対してやさしく笑って肯定する風磨くんの姿を滲んだ瞼で確認した。
何よりも、その言葉を伝えたのが樹だということが本当に嬉しかった。


私が公演に入ったあと、文字通り全てを持っていかれもぬけの殻になったのも、「Sexy Zoneになりたい菊池風磨の覚悟」SixTONESとしてデビューしたい闘志」を見せつけられたからかもしれない。
見せつけられたなんて生半可な言葉ではない。叩きつけられた。刻みつけられた。全身に電気が入って、身体が持ちこたえられなくなった。
私があの日あの公演で惹きつけられたのも、「ジャニーズJr.の松村北斗」ではなく、「SixTONES松村北斗」だった。間違いなく。


現場ロスを引きずりながら過ごし、いつもの生活圏に戻ってきて数日。
あのときの衝撃を昇華させたい、したい、今ならできると思った。
私は狂ったようにSixTONESの姿を探した。6人のパフォーマンスを魅せつけられながら、「あ、負けた」と感じた。
「グループ愛なんてまやかしだ」「行先が不透明なグループを推したくない」という、私の意地が粉々に崩れていった。というより、こんな意地はいらないんだなと思った。
私は風I後からずっと、「おまえ実質スト担じゃん?」みたいなことを指摘されるたび、「ちがう!私はスト担じゃない!松村北斗推しだ!」とヤケになっていたけど、もうそんなつまらないことにこだわる必要はなくて、私はSixTONESがすきだって言っていいんだと思ったら嬉しくなった。



というわけで、Sexy Zone担のオタクがSixTONES担とも名乗りたい、いや名乗る!もう私はSixTONES担だよ!っていう話でした。


私はずっと「担当」という概念をひとつの椅子のように考えていて、「担当という椅子に座らせたいのはSexy Zoneだし菊池風磨だけ」と思っていたし、周りにもそう言っていました。
その椅子に風磨くん以外を座らせるなんて信じられないし、Sexy Zoneを立たせて他の子を座らせるなんてありえないと思ってました。
でもそうじゃなくて、椅子の数を増やすのも減らすのも自由だし、同じ椅子じゃなくてもソファーだったり座布団だったり、どんな場所に座らせてもなんでもいいんだな、なんてある種当たり前なことにやっと気がつきました。
椅子を増やす行為が排他的なことではない。


私がブログのタイトルにしているように、心のドアを開いてやって来たSexy Zoneが見せてくれる、ポップでキュートな夢がすきなんです。
でも、一度また閉じかけたドアをまた開いてくれたSixTONESとも終わらない夢が見たいなと思いました。
アイドルを応援するということに対して、世間一般的には消費のイメージが強く、そもそも資本主義社会な今日そこに数字的な価値がつくのも事実です。
そういう意味でも、アイドル消費文化にマイナスなイメージをもっていた私に、Sexy ZoneSixTONESは数字で交換される以上の価値を与えてくれました。


Sexy Zoneの創るSexy時代についていきたいSixTONESと終わることない夢を見たい、それが今の私の気持ちです。


ご覧いただきありがとうございました。




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湾岸Live発表されましたね。
EXシアターのSixTONESの単コン行けなかったことを後悔して死にそうなので、とりあえず申込みました。
論文資格試験 + 学期末のessay×2 + 学期末の発表×2 + 論文指導で追われてる時期のはずなんですけどねハッハッハッ

「(風 is I?ロスが)止まらねぇぇ!!」


2014年5月、初夏の日のこと。
私はある決意をして東京ドームシティホールに来ていた。
アイドルのファンでいることをやめる決意だ。
最後の公演としてやって来たのは、韓国のあるアイドルグループのファンミーティングだった。
当時いちばんすきなグループで、どうしてもこの子たちを応援することができなくなって、それならアイドルオタクをやめようと思った。
泣きながら両部を終え、妙に疲れた気持ちで、あるいは吹っ切れた気持ちでTDCを後にした。


それから3年と数ヶ月後、2017年8月の暑い夏の日。
私の身体は再びTDCの前に来ていた。
水道橋駅を降り、ブランクを感じさせないほど慣れた足取りで会場に向かった。

皮肉なことに、アイドルのファンをやめる、アイドルオタクをやめると固い決心をした場所に、アイドルのファンとして再び帰って来たのだ。

私は楽しくもつらかったアイドルオタクの思い出のせいで、絶対にアイドルオタクにはもうなりたくない、なれないと思った。
それなのに、別ジャンルのアイドルにハマってしまった。
こんなはずじゃなかった、私の人生が狂ってしまったと本気で何度も思った。


結論から言うと、久しぶりに肉眼で見たアイドルは、生で体感した公演はものすごくかっこよかった。
魂が震えるのを感じたし、公演中に泣いた。

ついていきたいと思った。
ファンとして、彼らの行く先を見届けたいと思った。
しびれてしまった。
キラキラとした彼に。ギラギラとした彼らに。


そんなわけで、風 is I?のロスが止まらないという話。

Kドルを追っていた頃の私は、公演後はたいてい「よかった!かっこよかった!最高!明日からがんばろう!ごはんおいしい!生きるって楽しい!」という気持ちだった。

ところが風I後の私は、「とりあえずお腹空かない」「咳が止まらない」「しんどい」「むり」が口癖だ。
なんだろうこれは。
アイドルを見て自分がこんなに疲れているのが初めてで、かなり動揺をしている。
いったい何がしんどいのか、何がむりなのかがわかるようでわからない。


セットリストのプレイリストを毎日擦り切れるくらい聴いて泣いて。
かといって他の曲が聴けるわけではなくて。
気を抜けば「風磨くんに会いたい」「風磨くんかっこいい」と口からこぼれて。
周囲には「やつれた」と言われて。

そこそこアイドルオタクやっていたのに、こんなことが初めてでどうしていいのかわからない。
現場ロスに効く薬はなんですか?(ask)



前記事で北斗くんにPay-easyしたことを書いたけれど、降りるどころか私はどんどん風磨くんのことをすきになっている。
あんまり盲目的なことを言うタイプじゃないのに、平気で友達に「風磨くんは宇宙一かっこいい」とか口から出るのだ。
風磨くんのことをすきなのかどうなのかも怪しい。
むしろ私をこんなにおかしくしたことを憎んでいるのかもしれない。愛憎は表裏一体って言うし。
毎日会いたいって思うし、ステージの上で輝く姿を想像するだけで涙出るし、謎にセンチメンタルになる。本当におかしい。


8月11日の少年倶楽部を見てさらに虚無になった。
風磨くんとSixTONESがMy Lovin' Seasonを歌っている姿を見て、かっこいいなかわいいな天才だなどうしてこんなにキラキラしているんだろう公演思い出しちゃうなしんどいなむり風磨くん儚いな北斗くんの顔がきれいだな樹楽しそうだな嬉しいな高地の笑顔しんどいな京本顔が麗しすぎるぞCGかよジェシーは脚しか見えないな長いな慎太郎いちいちかわいいなふまストの空気感すきだなでももう風 is I?の公演を生で体感することはできないんだなえ?まってそんなのむりなんだけどえ?私だけ?こんなに置いていかれているのって私だけなの?(ここまで息継ぎしません)って悶々してしまった。
もはや自分が何を求めているのかがわからない。


風Iロス芸人を絶賛営業している。
季節はどんどん進むし、私だって現実に戻らなくてはいけない。
そのうち涼しい風が吹いたら夏は終わるし、月が変わる前に私は韓国に帰ってきっと研究室の自分のデスクに座らなくてはいけない。

だって、風磨くんは最終電車に乗っていってしまった。
見送った私たちも、憂鬱の駅を駆け抜けなくてはいけない。
わかっている。

風 is I?-備忘録と揺れる情緒について

韓国在住のオタクとして、日々「現場が遠い」「アジアツアーやってくれ」と東の方に圧をかけ続けた私ですが、夏休みを利用して一時帰国しました。
夏休みもなんだかんだ学校がバタバタしてて悩んだものの、指導教授に日本帰る宣言をして帰ってきた目的はただひとつです。

風 is I?に参戦するため。

奇跡的に自名義が仕事をして、初日の席を用意してくれたので、『Hello』を聴きながら飛行機に乗り久しぶりの東京へ。
ありがたいことに座席はアリーナの後方、お立ち台・バクステ近くという良席でした。本当にSTY
結論から言うと、めちゃくちゃ最高だったので、レポというよりも公演中の情緒まとめという体で書きたいと思います。


※ネタバレあります※


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風 is I? 8/4公演


例年に等しく、英語のナレーションから始まる。
12歳の少年が幼くして死ぬが、まだやり残したことがあり、10年後の22歳の姿になって1日を過ごすというストーリー。
開始5秒で「俺は死んだ」とか言うから、私は「やだぁ泣」と泣き崩れた(初っ端から情緒不安定)


・But…

ポワンポワン、という電子音の前奏と共にソファーに座った風磨くんが登場。
スクリーンには風磨くんの影が映り、不安定な魂がゆらゆら揺れているような演出。
消えそうな魂が風磨くんの実体とひとつになったとき、ニヤリと笑う風磨くんにもうダメってなる。
SixTONESバーテンダーみたいな恰好で、魂がゆれるようなしなやかなダンス。
松村北斗の骨格と顎のラインにやられて、いろいろな意味で泣きそうになり1曲目から頭が混乱する。

そもそもジュニアの推しが北斗くんなんだけど、北斗くんに落ちたきっかけが少クラのBut…で、But…ばかりは北斗くん見るねごめん風磨くんって決めてたんだけど、まさか自担の1曲目から推しに目を奪われるわけにはいかないじゃんどうすんの私あぁでもやっぱり北斗くんのダンスすきえろい…と情緒が不安定になる。


・LOVE CHASE

・Tokyo sinfonietta

・fragile

まだ魂が不安定なのか、不穏な空気のまま進む。

望むなら掴めるから

花びらが風に吹かれ命のように散っていく
ただ追いかけて悲しみもなく途方に暮れるんだろう
涙拭かないとほら、桜がキレイだよ

儚い命と望みを叶えようとする野心が見え隠れする。
特に『fragile』で桜をバックに苦しそうに歌う風磨くんに目を奪われた。
ピンク色の照明が美しすぎた。

確かに生きている
あの桜みたいに力強く
言葉じゃないものが
心に咲き誇れ.あの桜みたいに…


・東京ドライブ

・SHAKE

ここからまた雰囲気は一新する。
とにかく明るいパーティータイム感。なのにどこか切ないのはどうしてなのか。
ちびジュがとにかくかわいかった。
東京ドライブはジェシーがハーレーみたいなバイク(風磨くん曰く「田舎のヤンキーが改造したチャリ」)に乗って登場。

舞台は変わり、ひとりジェシーがバーのような場所でお酒を飲んでいる。
「風磨が戻ってきた。信じられない。」
そして後ろに風磨くんが登場して、超ベリベリ最高なハッピー空間になる。
SHAKEのときに目の前のお立ち台に織山くんが来て、前からダンスがすごいのは知ってたけど近くで見たら顔がものすごくかわいい。
あと頭が小さくてピンボール球みたいだった。


・夢でいいから

・Tipsy Love

ここの多幸感がすごい。
夢でいいからでは上から幕みたいのが降りてきて、夢の中のような幻想的な雰囲気。
Tipsy Loveでは風磨くんが「みんな歌って」と客に歌わせるけど、なんせ初日公演のオタク。
ごめん歌えないってなったけど、何人か歌えるオタクがいて、「よくできました」と褒めてくれる。げろ甘か。


・My life

はいきました!!!!新曲!!!!!!
タイトルだけ出たときは勝手にマイラビみたいな曲なのかなって思ったけど、サウンドはBut…っぽいEDMで、歌詞の世界観は…moreみたいな多幸感溢れるやさしい彼氏感。
でかいワッペンついたスタジャンを着た風磨くんが、EDMのサウンドにのせて楽しそうに踊っている。
歌詞はよく見るとエロい。のにオシャレ。オシャレすぎて聴いてるこっちまでオシャレになる(?)


・月の幻

目隠しして 首筋から たどってゆく カタチどおりに
指先覚えてる感覚 月明かりに浮かんでる shadow
oh why oh why 君なんていない 夜が作る幻みたい
何度も繰り返し言い聞かす 僕は君を愛してなんていない

しあわせな雰囲気から、また不穏な空気を垣間見せられる。
歌詞が苦しい。
消えてしまう自分を思い、何度も言い聞かせるように「愛していない」と言う。


シリアスな雰囲気を残したと思ったら、スクリーンに映画の予告のようなものが流れる
「I'm back!」とほほ笑むのは、タンクトップにデニムショーパンを着た慎太郎。
まってまってどうしたと思ったら、馴染みのあるメロディが流れ始める。
オタクの情緒が忙しくなる。


・愛ing

パラダイス銀河

・SUMMARY

タンクトップとデニムショーパンに肌色ストッキングを身に纏った風磨くん+SixTONESが登場。
ノリノリでぶりっ子全開。
去年の反響がものすごくて、今年もやることになったらしい。
ローラースケートを履いてパラ銀が始まるかと思ったら、SUMMARYが始まる。
初日はほとんど誰も滑れていない。へっぴり腰。
私は何を見ているんだろう、と意識が飛ぶ。
かろうじて覚えているのは、手をつないで回るとき高地先生が京本の腰につかまっていた(かわいい)
初日の一発ギャグは慎太郎。


コント

詳しいことは割愛。印象に残っていることを箇条書きにすると
・文京区担当の神様・樹
・奥さんに全然高望みしてないけどバストを欲しがる12歳の風磨くん
・子供は2人でいいっていいながら手のひらは5の数字の12歳の風磨くん
・ふまほくイチャイチャかと思ったら奥さんの闇
・It's going down
・バイト先の高地モテモテ
・ゆごほくエンド

ひとことで言うと、ボケが散らかりすぎてツッコミが樹だけで大変そうだなって思った。
去年は風磨くんがツッコミだったけど、ボケの風磨くん楽しそうで癒された。かわいい。


・太陽の世界

・Hello

ついにやりおったと思った、太陽の世界。
とにかくかっこいい。ハイカースト感がすごい。
Helloのファンサタイムにやられる。しあわせすぎた瞬間。

君に会える それだけでこんなにも輝いて


MC

問題のMCです。
最初はゲームをやろうってことで、ワードウルフを。
ひとりだけカードのお題が違くて、少数派は誰なのかを当てるゲーム。
この日の少数派はジェシーだったんだけど、北斗くんだけ正解であとのみんなは罰ゲームでまずいジュースを飲むことに。
まずいジュースを運んできたのは、全身黒い服に身を包み黒キャップをかぶったやたらスタイルのいいスタッフ…?

まぁ、ケンティだったんですけどね!!!!!

まさかの隕石激突に客席大興奮。
風磨くんデレデレ。デレデレした風磨くんの姿に、ストメンバーがやや戸惑う(笑)
そしてまさかのB.I.Shadow再結成。ララリラのサビを歌ってくれる。
オタクの妄想が叶いすぎて夢を見てるんじゃないかと崩れ落ちる私。


※日付の誤字とSixTONES表記の誤字は許してください

とにかくやさしさしかないMCの時間。

個人的にすきだったMC。
サラサラSixTONESまじでかっこよかった。樹のサラサラな前髪えろかった。

隕石激突とB.IのせいでMCのとき記憶をたくさん飛ばしているので、大目にみてください。
ふまけんはニコイチらしいです(本人発信)


・First Love

特別に許可をとったというから何かと思ったら、まさかの宇多田ヒカル
感情をこめているのがわかって、聴いているこっちが苦しくなった。
個人的な話をすると、人生でどん底の失恋をしたときに聴きまくった歌だったので、感情移入してめちゃくちゃ泣いた。


・Amazing!!!!!!

・この星のHIKARI

ストコンのターン。
単コンかな?ってくらい一気に空気がSixTONESに染められて圧巻された。
アメ~ズィンはずっと生で見たいって思ったから見れてよかった。
北斗くんのジャンプすごい。めっちゃ跳ぶ。幅跳び。


・rouge

・…more

もうね!!!AV見てるのかなって思ったよ!!!!rouge!!!!!
黒いシャツをけしからんくらい乱した風磨くんが、苦しそうに歌う。腰を振る
バクステでrougeを踊る京本が近かったけど、CGかと思うくらい美しかった。泣いた。
後ろのモニターに映った風磨くんが涙を一筋流して終わる。

シャツを少し正して歌う…moreもものすごかった。
最後は秒針の音に合わせて指を動かすんだけど天才。風磨くんは天才。


・Over Flow

・My Lovin' Season

激エモゾーン①
Over Flowのバックには決起会で海に行ったときに撮った映像が流れるんだけど、これがひどいやばい(語彙力ログアウト)
風磨くん・SixTONESと海に行ったわたし♡と夢に浸るもよし、ふまストのわちゃわちゃに癒されるもよしなso good素材。
早く映像化してくれよな。

風はそっと優しく伝わって 君は囁くよ 色褪せない空気から帰りたくないと

エモい(確信)
最後「君と出会ったこの季節を胸に抱いて」って歌いながら、手を胸にギュッとする風磨くんが切なかった。
この歌詞は12歳の風磨くんの気持ちでもあるし、風Iを作り上げた今の風磨くんの気持ちでもあるのかな。

アロハシャツだいすき芸人なので、ここのアロハシャツ衣装がとにかくすきだった。
北斗くんの着こなし方が安定の北斗くんだったので、早く映像化してくれよな
マイラビでは多幸感に満たされる。
たくさん歌ってたくさん風磨くんに褒められてオタクはしあわせです。


・it's going down

ここからまた不穏な空気に。
風磨くんはレーザーの使い方が天才だなと改めて魅せられる。
レーザーに体を突き抜けられる姿は痛々しかった。
他の方のレポで、レーザーの色がセクゾのメンカラだったっていうのを見かけたけど、そうだったらSexyZoneになることへの伏線なのかな。


・T.A.B.O.O

はい。満を持してT.A.B.O.O登場で客席歓喜
ここの風磨くんはおえろかった。むり。


・リリック

・喜びの歌

ほら!!!激エモゾーン②だよ!!!!テストに出るよ!!!!
ふまパラ恒例のリリックでボルテージがあがったところで、まさかの喜びの歌。
初日入った感じだと、客席のテンションがいちばんあがったのってここじゃないのかなと個人的に感じたり。
なんせ特急田中3号だよ…。
「愛してる以外に見つからない」「生きてるただそれだけで走っていける」っていう前向きなメッセージなはずなのに、とにかく切なくて涙がこぼれた。
樹のラップでも泣いた。
「着くな終電」ってみんな思ったよね。無理だってわかってても、この時間がおわらないでほしいって願った。
最後に風磨くんが「愛してる(ニヤ)」と囁いて卒倒。
Kドルの「サランヘ」でついた耐性がぶっ飛んだ。


・20-Tw/Nty-

・素晴らしき世界

12歳の風磨くんが最後に伝えたかったのは、周りのひとたちへの「感謝」。
自分のこれまでの人生が周囲の存在なしにありえなかったことを、精いっぱい歌声にのせて届けてくれる。
周囲の人々に、この世界に感謝の言葉を残して風磨くんの姿は消え、記憶からも立ち去る。
「着くな終電」って言ってたくせに、最終電車に乗ってしまう。
写真の演出は鳥肌やばかったし、立っていられなくなって友達に寄りかかってた(ありがとうそしてごめんね)

SixTONESを、そして私たちを残して風磨くんは消える。
最後に自分自身に、そして会場へ「Who is I」と問いかけながら。


アンコール
・Party up!

・HEY WHAT'S UP

・oh! yeah

アンコールでは、悲しいことを笑い飛ばすように底抜けに騒いで盛り上がる。
Hey What's up?では客席に「楽しかった?」と問うように。
Oh!Yeah!で歌って騒いで、夏はあっけなく幕を閉じた。
「もう一度あの日に戻るとしても 同じ道を選ぶだろう」と力強く肯定して。

あと初日の日は慎太郎の誕生日をお祝いした。
会場のみんなでTw/Ntyを歌って、みんなでウルウルしてやさしい空間だった。
風磨くんたちからのプレゼントは『LOVE』と大きく書かれたTシャツ。
愛しかない。

感激して今すぐ着ようとする慎太郎に「結構いいやつだから 汗かいた今着ないで」って突っこむ風磨くんの顔はどこまでもやさしかった。すき。


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風 is I?参戦後の弊害まとめ


・次の日に熱を出した

あんまり風邪をひかないけど、知恵熱なのかなんなのか2日間寝込んだ。
おかげで1.5㎏痩せた。


・北斗くんにPay-easyした

察してください。


・倫理観の崩壊

色々とギリギリ。



そんなわけであっという間に私の夏が終わりました。
円盤まで気が長いし、次の現場考えたら死にそうだけど、風磨くんが今回私たちにくれたメッセージと素敵な夏の思い出を胸に抱いてがんばろうと思います。


公演後にだいすきな谷川俊太郎さんの詩を読んでいたら、今回のストーリーにぴったりなものを見つけました。

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夏が終わりました。


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\最後はおれ!!!!/

間宮千昭担が深町翔平に持っていかれた話

私はセクゾ出でジャニーズに踏み入れ、半年くらい経っているのですが、ちょくちょくとジャニーズ出演、かつおもしろそうなドラマを消費しています。
が、私は推しのドラマを見ることが苦手で(※後述)、推しが出ているドラマは見れずにいました。

ってなわけで、学期中はあまりドラマも見れず、勉強していたのですが、たまたま今週は課題が少なくて、ちょっと余裕がありました。
「久しぶりにドラマ見ようかな~」と軽い気持ちで思いつき、あろうことか去年の夏に放送された時をかける少女にロックオンしました。

私は菊池風磨くんのファンです。
こんなにずっしりジャニ沼にハマったのは、もとはといえば彼のせいです。
まぁそれはともかく。


今回のエントリーは、時かけを見終わった勢いのままに書いてます。



もともと『時をかける少女』について、原作も読んだし、細田守監督のアニメ映画も視聴しました。
そして、私は強火アニメ映画担で、もっと言うと強火千昭担です。

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初めてアニメ映画を見たときは、ロスが激しくてかなり引きずり、それから毎年夏にひとりで見ては頭を抱えてロスでしんどくなるという風習(?)をもつほど、思い入れの強い作品です。
もう、だめ。千昭はだめ。私の前で「千昭」はNGワード



で、もちろんセクゾにハマり、風磨くんに落ちたとき、時かけのリメイクで主演をやったことも知りました。
放送当時はもう日本にいなかったし、日本の芸能に全然興味なかったので、リアルタイムでは知らなかったです。


まず、私がすきなアイドルのドラマ・映画を避けてしまう理由。
もともと私は、映像作品を見ることが苦手で、情報量に流されパンクし、置いていかれる感覚を覚えてしまいます。
それをなおかつ、完結してしまう作品を視聴することによる喪失感を、推しで体験するのがつらいからです。


それに加え、2016年の時かけが、ストーリー・設定が大幅にアレンジが加わっていることも、登場人物が違うことを知っても、アニメ映画への思い入れのせいで手を出すのをためらいました。
トーリーを知っているので、最後の別れがあるのも知っているし、その作品を見てしまうと、自分が作品に置いていかれてしまう感情も知っています。


まぁ、上記した理由の通り、「作品への愛着が強いこと」「作品ロスを推しで体験したくないこと」があって、時かけを見れずにいました。


わりと確固たる理由があったのにも関わらず、いってしまえば「魔が差して」、時かけに手を出してしまいました…。
ええ……自分の予想通りロスがひどいです……。

自分が抱えるのは重過ぎるので、文字にして昇華させたいと思います。


以下、内容(特にアニメ映画と2016年ドラマ)に関するネタバレ含みます。



あのですね、とりあえず「深町翔平」に関しては、後回ししますよ。


まずはこの男。そう、ごろーちゃん。

3話くらいまでは、「ごろーちゃん…(泣)」「まって、なんでこんな不憫な役なの…?」「え…?ごろーちゃんつらい…(泣)」と、ごろーちゃんに感情移入してました。
だって…てか、1話の彼が本当に不憫すぎて…(いや、総じて不憫なんだけど。)

なんてたって、夏祭り
告白を何度もループして取り消すシーンを見て、千昭の告白を真琴がループして阻止するのを思い浮かべずにはいられなかったです。

『最低だあたし。人が大事な話してるのに、それをなかったことにしちゃった…なんでちゃんと聞いてあげなかったのかな…』


アニメ映画のすきなシーンのひとつで、真琴が千昭の告白を取り消した行動について反省するシーンがすごいすきなんです。
ポロポロ泣きながら後悔するところで、ジーンときます。


だからこそ、未羽の行動を見ていて、ごろーちゃんに対して同情せずにはいられなかったし、最後までその行動を反省しないで翔平と付き合う未羽に対して腹が立つくらい。

はぁ~~~~ここだけは最後までモヤモヤしてしまいました。
人の感情を、「なかったこと」にしちゃだめだよ…。


ごろーちゃんは、吹っ切れたように海で告白するけど、本当は夏祭りの日に言うって決めてたし、ごろーちゃんからしてみれば、文字通り横からとられたんだよなぁ…。

うーん、まぁ、こういう行動だけに限らず、翔平は都合悪いとすぐ記憶改ざんして誤魔化すし、若干そういうとこムカついてた(悪口)
え?なんで急に悪口言ってんの私?
情緒不安定すぎてこわい。

まぁ、「ごろーちゃん可哀相!未羽も翔平も自己中だ!」からスタートしたのに、最後は未羽と翔平に感情移入して泣いてるんだもん…。
ちょろいヲタクとは私のことだよ…。



マイナスからスタートした翔平の印象だったけど、それでも、翔平はズルい。
てか、風磨担がこぞって翔平ロスになる気持ちが分かりました。
「え?今の風磨くんだよね?」っていう瞬間が多いんだもん。

もちろん、彼は役者として、役を自分なりに解釈して演じているのはわかっているんですけど、日常シーンで見え隠れする菊池風磨…。
え?しんどい????(語彙がログアウト)


おかげさまで、「翔平と過ごした夏の日々」に「風磨くん」をねじりこんで記憶を捏造してしまう自分がいて、正直驚きました。
ここまでだったとは…。


翔平は、たしかに浅はかで、軽率な行動が多いです。
最初から最後までハラハラもしました。
けど、それがかえって、「等身大な男の子」って感じを出していて、とてもよかったと思います。

なにせ、千昭はスマートすぎた。
ドジ踏むくせに、スマートすぎた。
「こいつ本当は何歳???」っていう疑心もわくくらい、スマートすぎた。


千昭は、タイムリープしている真琴に気づき、「お前、タイムリープしてね?」と指摘しながら、未来人であることを告げます。
翔平は、最後まで未来人であることを隠しながら、未羽と一緒にタイムリープをします。

千昭は、「未来で待ってる」と言って去ります。
翔平は、「夏も、恋も、全部持っていく」と言って去ります。


翔平と千昭は、同じ未来人でも全然違った。


例えば、風磨くんが演じたのが「深町翔平」じゃなくて「間宮千昭」だったら、私は最後までドラマを見れなかったでしょう。
よかった、その夏にいるのが、翔平と未羽と吾郎の3人で。

まぁ、名字で明らかに分かる通り、2016年ドラマは原作と繋がっているんでしょう。
この辺もじっくり考察したいです。



最終回で、てかラスト10分で、ドカンとやられました。
正直、作品としてのクオリティを期待して見ていなかったけど、ラストで株が急上昇です。


はぁ、それまで何も知らず「恋を知らない君へ」を聴いていた自分が憎い。
もうあの自分には戻れない。


「恋を知らない君へ」
「夏を知らない君へ」
「夏も、恋も、全部持っていく」


このワードに全てやられました。
夏・恋どころか、私の感情全部持ってかれました。
思わず「え?まって、置いてってよ!」とキレたくなるくらい、そりゃもう鮮やかに。


真琴が「すぐ行く!走って行く!」って言えたように、千昭の別れ方だったら、推進力が生まれて、前向きになれます。
でも、翔平は全部持っていっちゃうんですよ…私はどうしたらいいの…?
いつか返してくれるの?返してよ…。







私は知っています。
ロスは、時間が経つほど、重たくなることを。

風are見たら、しんどみが増すんだろうなぁ。


とはいえ、私は夏が大嫌いな人間なんですけど、見終えた今、夏がちょっぴり待ち遠しくなりました。
出会えてよかった作品です。



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これを黒板に書く翔平が見たかった!

元韓国アイドルヲタクが日本を離れてジャニーズ沼におちた話

タイトルの通り、私はもともと韓国アイドル(以下Kドル)がすきでした。

ジャニーズに関しては、小中学生のときはテレビっ子だったから、お茶の間に登場するジャニーズは一通り知ってたけど、関心はゼロでした。
Kドルヲタになってからは、日本のテレビを全く見なくなって、キスマイ以降のジャニーズは何人グループなのか・メンバーは誰なのかすらざっくりしか知らなかったです。


そんな私が、まさかの展開でジャニーズ沼に落っこちて、自他共に驚いている状態です。
人生楽しくてしょうがないし、思ったよりもK→Jの世界に行った人が周囲に多かったので、いてもたってもいられずにエントリーを立ち上げました。



前置きが長いけれど、この話をするには、まずは自分の背景についてから話さなくちゃいけないので、ざっくりと自己紹介します。


まず、私の両親は韓国人なのですが、私自身は日本で育ちました。

親戚はほとんど韓国にいるので、幼い頃から休みのたびに韓国を行ったり来たりしてましたが、圧倒的に日本語の方が楽だし、韓国語は聞くのはできても話すのがぺーぺーだったので、あんまり韓国に行くこと自体すきじゃなかったし、韓国に関心もなかったです。

小学生高学年くらいのときに韓流ブームで、ドラマがいろいろ日本で見れるようになったとき、お母さんと一緒に見て「おもしろいなー」とは思っても、「韓流コンテンツ」自体には興味がわかなかったし、BoAとか東方神起に親近感を感じて応援はしてたけど、ファンって呼ぶほどの熱量はなかったです。


そんな私に転機が訪れたのは、高校1年生のとき。

休みのときに例によって韓国に行き、親戚の家でテレビを見ながらゴロゴロしていたときのこと。
小学生のいとこが「ヌナ~~~これ見て~~~~」と、テレビを指さしながら踊りだした。

それはそう、Super Junior『Sorry, Sorry』



Super Junior 슈퍼주니어_SORRY, SORRY(쏘리 쏘리)_MUSIC VIDEO


なんだこの歌!?なんだこのダンス!?

と衝撃が走り、気づいたら口ずさんでる、気づいたら動画見てる、あれ?と気づいたらドルヲタに。
人生初のドルヲタ化にとまどいつつも、そっからKドルに夢中になる。


Kドルきっかけに韓国語がめちゃくちゃ伸びて、韓国も自発的に行くようになって、親も喜んでいた。

スジュからスタートしたヲタク人生も、徐々に別のアイドルに伸びて、気づいたら雑食に。
その過程は省略するけど、最終的にE.L.FとARMYのカケモになってました。


ところが、事務所との契約問題や、熱愛スキャンダル、SNSでの発言等、ごった返しなKの世界にだんだん疲れてきて、「そろそろまじめに進路に向き合わなきゃ…」と脱ヲタしたのが、2014年。


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5年のKドルヲタを終え、大学を卒業後は韓国の大学院に進みました。それが2016年、去年の春です。

自分の勉強したかったことや、個人的に韓国で勉強したいと思ったこと、その他いろいろな動機があって韓国の大学院に来たのですが、これが想像以上にきつかった
韓国語が元々ネイティブに近かったとはいえ、完全なネイティブではないからスピードについていけないし、そもそも韓国の大学院はやばい。
先輩曰く、「飲酒・喫煙より身体に悪いのが大学院だから」とのこと。


そんな感じで、メンタルがかなりやられていたのですが、つらいとき何をしていいのかが分からない。

なにせ、多感な時期をヲタクとして過ごしていたので、ぽっかりと空いてしまった気持ち。

研究室にKドルヲタクがわりといて、身近に聴く環境にはあったけど、まったく興味がわかない。
むしろ、韓国人の顔・韓国語をわざわざ見聞きする気になれない。


そんな私がYoutubeで自然と日本の歌を聴くようになるのは、ある意味当然な行動でした。

最初は、小中学生のときによく見てた・聴いてたのばっかり見て、「あぁ~なつかしいな~~~」と見てました。
そうしているうちに、日本のアイドルに対するハードルも下がっていたのでしょう。


ある日、はてなブログのトップに、SexyZoneのステマ記事があり、「そういえば、なんとなく顔は知ってるけどよく知らないし、見てみるか~」と軽い気持ちで開きました。

え?めっちゃ気になる…ってか、幼いと思ってたけど成長してる…

それと同時期に、Twitterにある動画が回ってきました。
それはSexyZone CHANNELの短い動画で、それも軽い気持ちで再生したら、別の場所で確認したきれいな顔した男の子たちが全力でふざけていた。

え?めっちゃすきじゃん…


なにせドルヲタスタートがスジュだったので、バラエティー力の高いアイドルがツボなのです。


そこからグループ自体に興味もって、曲を聴き始めたら、

え?曲めっちゃすきじゃん!!!


あれよあれよというまに、ウェルカムトゥーセクシーゾーン


上述した通り、私がアイドルに求めるのはバラエティー力、それに加えて、ビジュアル楽曲の良さの3つで、どれかひとつでも欠けているとハマれないんだけど、セクゾは見事この3つを揃えてきて、ハマるしかなかった。落ちるしかなかった。

せめて「推しは作らないぞ…推しは作らないぞ…」と意地を張るものの、気づいたら風磨くんのことが頭から離れない!すき!状態に。


それからは、ジャニーズ沼にずぶずぶと。

少年倶楽部パイセンや周囲のジャニヲタパイセンのおかげさまで、一通りのジャニーズを覚え、ジュニアもちょこちょこ覚えた。
「セクゾだけ…セクゾだけ…」のはずが、気づいたらジャニーズWESTのこともめちゃくちゃ好きになってるし、ジュニアもみんなかわいくてみんないい。こんにちは、DDおばさんです。


そして、この前の冬休み、日本に一時帰国した際にこのことを周囲に告げたら、めちゃくちゃ驚かれた。
「いや、お前はK-POPだったじゃん(笑)」「ジャニーズのイメージはなかった」「そんなにつらかったのね…」と反応の個人差はあるものの、大抵はびっくりしてくれました。
うん、だって自分が一番驚いているんだもん。



そんなわけで、現在は新規茶の間DDおばさんと化して、Twitterランドで「かわいいbot」と化しています。

悩みは、現場に行けないことですね…(深刻)

もちろん、日韓はそんなに距離がないし、お金と気合いでどうにかなれないことはないんですけど、前述した通り、大学院生活がそもそもきついし、めちゃくちゃ忙しいんですよね。
Kドルヲタのときの自分のスタンスでもあったけど、メリハリはしっかりつけたい。
今は正直、学業を優先したいし、ヲタ活のために自分のことを疎かにはしたくない。

こんな感じで、日々ヲタク心とマジメ心を葛藤させながら、TwitterランドとYoutubeランドと現実を行ったり来たりしています。


このブログでは今後、行き場のない心を供養させるための、自己満足な記事ばっかあげていくと思います。
誰にも需要はないと思うけど。


こんな無駄に長い、しかもオチもないエントリーを読んでくださってありがとうございます。
許されるなら、「ジャニーズにカバーしてほしいK-POP」とか「頼むジャニーズとKドルコラボしてくれ」とかも書きたいけど、それは別の機会に。

最後に。


ドルヲタは楽しいゾ!(学生・20代女性・韓国在住)


twitter.com